学習障がいのお子様
学習障害はほかの障害とは少し異なり、知的発達には大きな遅れが見られないことが多いです。学習障害は聞く・読む・書く・計算することが苦手な障害です。
- 授業についていけない、勉強が苦手。
- 文字を書くこがとても苦手。
- 文字を書くと行やマス目から大きくはみ出してしまう。
- 数が数えられない
- 時計が正確に読めない、時間が分からない
- 計算ができない
ロジコの運動学習特化型療育は、コミュニケーションが苦手なお子様や集団行動が苦手なお子様、じっとしていられないお子様のお悩みを緩和するプログラムを提供しております。
学習障がいのお子様の困り感
学習障害(LD)とは、基本的にな全般的な知能発達には遅れはないのですが、聞く、話す、読む、書く、計算するまたは推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を示すものです。学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されます。視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害があると推定されますが、環境的な要因が直接的な原因となるものではありません。
学習障害(LD)とは、知的発達に大きなおくれはないのに、学習面で特異なつまずきや、習得が困難に見えるという状態を示すことが理解できます。
学習障がいのお子様の療育では~
ロジコでは学習障がいのお子様に対して、日常生活を共にする中で社会で必要なコミュニケーション能力や集団生活への適応訓練ができる機会を提供します!
さらにプロのスポーツトレーナーが監修した運動に特化した療育を行うことによって、学習障がいのお子様の脳や神経の発達を促し、基本的な運動機能、コーディネート力を高める等のアプローチを行います!
運動療育では「柔軟性・筋力・巧緻性・俊敏性・持久力」の機能向上を目的とし、これらが向上することで基本的な運動機能を身につけることができます。
◎主なプログラム
(例)
【体幹トレーニング】
マットトレーニング・立位トレーニング
【器械体操】
マットトレーニング・器具トレーニング(縄跳び・跳び箱・平均台)
【上肢トレーニング】
巧緻機能向上トレーニング・肩甲帯、肘関節トレーニング
【下肢トレーニング】
ステップワーク敏捷性向上トレーニング・下肢筋力向上トレーニング
【球技】
音の出ない柔らかいボールを用いて投げる、蹴る、打つ、捕る、狙う、交わす、協力し合う動作
学習障がいのお子様に対して上記のプログラムを行い、機能向上を図ります。
その結果、目指すもの
運動という身体的な効果はもちろん、運動が脳に与える影響(神経伝達作用)を考えたプログラムになっており、その結果、多くの情報が伝達出来るようになり、論理的な思考力を身に付けることが出来ます。発達にお困りごとのあるお子様は、脳の活動が活発に行われず、神経伝達物質の量が不足していると考えられています。神経伝達物質の量が少ないと、正常に情報を伝達することが出来ず、お困りごとに繋がります。
お困りごとを減らすには、神経伝達物質の量を増やすことが必要であり、そのためには脳血流、そして脳細胞を増加させ、脳を活性化させてあげることが必須となります。
運動が脳を活性化させ、神経伝達物質の量を増加させることは科学的にも証明されており、エンドルフィン(幸福感)やノルアドレナリン(自尊心、活動性)、ドーパミン(意欲)等、多くの神経伝達物質の量を増やしてくれます。また、セロトニンの量も増えることで精神的な安定も保たれ、ストレスに弱くなっている脳を保護する働きも行われます。
さらに、複数の神経回路が必要なデュアルタスク(同時に2つ以上の課題を行う事)を行い、神経のネットワークを広げることで、より脳を活性化させることが出来ます。その結果、複雑な情報も処理出来るようなり、論理的な思考力へと繋がります。